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高槻のジャズフェスティバル その3

ゴールデンウィークの次の週末に、久しぶりに家族同士で集まった。 彼の手には高槻ジャズストリートのパンフレットを携えている。 「で、高槻のジャズフェスティバルってどうだったの?」 誇らしげかと答えるかと思いきや、不思議そうに彼は言う。 「俺の知っている高槻のゴールデンウィークじゃなかった・・・。」 高槻市は政令指定都市である大阪市と京都市のちょうど中間に位置し、人口35万人という、北摂のベットタウンとして発展しているとのことである。(人口なんかは墨田区より多いではないか!?)と思ったが、彼の住んでいた頃の話だと、バブルはじける前あたりから、近郊の大型店やデパートにお客を取られ、だんだん元気がなくなってきて、いつの間にかシャッターどおりが続く商店街になっていったらしい。 ゴールデンウィークという言葉を辞書で引いてみると、この名称は、ある映画会社が昭和二十年代に映画の動員を活性化させることを目的とした宣伝用語から一般的に使用されるようになったということだ。 確かにゴールデンウィークと聞くと、真っ先に思い浮かべるのは「家族旅行」や「どこかに遊びにいこう!」という、まず地元ではない観光地を思いはべらせる。高槻も例外ではない。ベットタウンだけにゴールデンウィークともなると街中火が消えたようにゴーストタウン化するという、一番人が少ない時期らしいのだ。 だが・・・、 久しぶりに帰った実家の高槻がゴールデンウィークだというのに関わらず、見たこともない人手で溢れかえっていた。感動というよりも不思議でならなかったのだという。
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