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閑話休題(怒髪天を衝く)

第2回のジャズフェスまで残り三週間を切った。 今年の協賛及び協力をいただいている企業だが、昨年と比べて、だんぜん地元企業が増えてきている。 うれしいのは第一回に協賛していただいた企業が変わらず応援してくれていることであろう。 共通して言えることは、協賛したことに誇りを持っていることである。 その中には、飲食でもなく当日何かしら恩恵を受けるわけでもない、いわゆる広告する意味があるのかという企業もある。 が、みな口を揃えて「地元すみだが活性化してくれるのなら」と期待を込めて協賛、協力してくれるのである。そこに営利的な気持ちは微塵もない。 そのようなイベントにまで高めてくれたのは、第一回から大風呂敷の二人(山田・たくみ)に振り回されつつも、このイベントを成功させようと全身全霊で頑張ってくれた実行委員のメンバーに他ならない。 今のうちに感謝を述べたい。今年もよろしくと(笑)。 その反面がっかりするようなこともある。 先週のことである。とあるホテルの支配人からこんな連絡があった。 「去年、すみだジャズで宿泊があったので、今年ももしそういう方がいたら紹介して欲しい」 実はこの支配人、我々が昨年本社まで赴き「協賛してくれませんか」とお願いしたのだが、 「実績もない、どれくらい人が来るのかわからないのに協賛なんか出せるわけないだろう」ときっぱり自らの口でおっしゃった方である。 そのときと変わらず、言葉の節々から上から目線で言っている感が否めない。 多分そういう人なのだろうなと思いつつ、ここは言葉の意味をわからないフリを装い 「申し訳ないことに個人情報はお教えできません」と切り返してみる。 すると 「いやそうじゃなくて、そのような連絡があったらこちらに回してもらえないか?ということです」 そういうことだろうな、やっぱり。では核心を突いてみるか? 「協賛していただけるということでしょうか?」 「いやそうではなくて、紹介だけしてくれないかということです」 「他社のホテルが私達のイベントに協賛しているのに関わらず、それらを差し置いてということでしょうか?」 「えぇ、そういうことです」 「・・・・・・・・・・・・・。」 電話切った後、抑え切れない怒りが体中に込み上げてくる。こんな気持ちは久しぶりだ。 だが、確かにこういう人はいる。 このホテルで働く人たちはみな、きっと親切で素晴らしい教育を受けているはずであるし、サービスも一流であろう。 が、出会う人がこのような態度をすると、たちまちそのホテルの印象ががらりと変わる。 「企業は人なり」とはよく言ったものである。 その夜、気持ちが収まりつかず、思わず真夜中にその怒りを高槻ジャズストリート創始者じゅんさんにぶつけてみた。 そうすると、そんなときは相手に大笑いしてやりなさいという。 「そいつの為に怒るなんてもったいない。笑い飛ばした方がなんぼ幸せか。そんなもん、いくらでもあるで。気張りや!」 僕はまだまだこの域まで到底達していないし、まだまだかかるであろう。 が、幸せに思うのは、じゅんさんをはじめ、このイベントに関わる面々が、人間力溢れる素晴らしい友人に恵まれて運営していることなのである。 そう思うだけで、その日自分を支配していた溜飲がようやく下がるのであった。
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