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第1回 電動夏子安置システム【Performen Ⅳ〜Inferno〜】

この話をもらった時から、最初の記事はこの劇団にしようと決めていた。 私はこの劇団のファンなのである。勝手な話で申し訳ないが、スポンサーがいるわけでもないのだから、この場所では本当に好きなものについて 好き勝手に語らせていただくこととしよう。 電夏の芝居は、今後も取り上げていきたいと思うが、初回である今回は彼らの代表的作品である(と私が勝手に思っている)【Performen】について触れようと思う。 【PerformenVI〜Paradiso〜】 日程:2011年5月7日〜15日 会場:吉祥寺シアター 脚本:竹田哲士 この劇団の公演は大抵、1作品に対して数パターン用意されていて、それぞれ結末が違ったりするのも見所のひとつ。神と人間をどう定義していくかというのがこのシリーズを通してのテーゼであり、それに対する2つの考え方を追う2つのバージョンがある。 こう書くと、難しい芝居のような気がしてくるが、決してそんな事はない。 それは上記のような哲学を軸にしながら本編の7割以上がコントで出来ているからである。ロジカルコントと言われるこの劇団独特の笑いは、受け取る側も頭を使うので好みは分かれるが、ハマってしまうと二度と離れられない。「この面白さを理解する事が出来た」というある種の快感を伴った笑いである。 そして、腹を抱えて笑った後に叩き付けられる結末。役者のエネルギー。 TVでもインターネットでもなく、劇場に足を運ぶのは、まさに このためだったんだと実感する衝撃である。 大勢のアンサンブルキャストを迎えて行われたこの作品には、エンディングにながれる「ベートーヴェン交響曲9番「合唱」第4楽章」が驚くほど良く合う。 もともと有名すぎるくらい有名なこの曲だが、Performenシリーズ通してあまりのマッチ具合に、この作品のテーマ曲のような気さえしてきてしまったほどだ。 私のへたくそな文章でこの劇団の良さが伝わったかどうか不安ではあるが、気になった方はぜひ劇場へ足を運んでいただきたい。 電動夏子安置システム公式サイト http://www.dna-system.com/
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